■  治療法@



検査でピロリ菌の感染が確認されたなら、その治療(除菌)に進むことになります。日本でも2000年11月からは、正式に健康保険が適応されるようになりました。ただ、知っておかなければいけないのは、ピロリ菌治療法の適応は、胃潰瘍か十二指腸潰瘍の患者のみ限定されているということです。

つまり、これまでに胃潰瘍か十二指腸潰瘍であることが確認されている、またはピロリ菌を確認するために行った胃カメラなどの検査で、胃潰瘍または十二指腸潰瘍が見つかった場合にのみ、健康保険で除菌治療が受けられる、ということです。治療は、一般的に、体の中からピロリ菌を除去する、除菌治療が行われます。

除菌には「アモキシシリン」と「クラリスロマイシン」の2種類の抗生物質と、「プロトンポンプ阻害薬(PPI)」の計3種類の薬剤が使用されます。PPIは、胃酸の分泌を強く抑制する作用があり、胃潰瘍の治療に用いられる薬です。また、PPIは胃酸の分泌を抑制し、抗菌薬の効きをよくする他、ウレアーゼ活性を抑制する作用もあります。正しく服用すれば、ピロリ菌の除菌は約90%の確立で成功する、と言われています。

副作用として、軟便、下痢、にが味、異味などの味覚障害、他に、GOT、GPTの肝機能の上昇がまれに出ることもあるようです。ただ、どれも一過性なので、副作用のため除菌治療を途中で中止することは滅多にありません。ただし、下血などの症状があれば必ず医師に連絡することです。服用は、医師の指示に従い、続けることで、途中で中断すると意味がないことになります。

  

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