■  検査について@



胃・十二指腸潰瘍が繰り返して再発する人は、原因としてピロリ菌が関与しているかどうか、調べた方が良いでしょう。陽性と出れば、ピロリ菌の関与が濃厚になります。また、最近の研究で、ピロリ菌と胃がんの発生との関連も注目されており、陽性の場合、さらに詳しく検査をすることが望ましいと言えます。

ピロリ菌の検査は、消化器科のある総合病院では多くの施設で可能です。人間ドックや検診などで希望すれば自費で検査を受けることが出来ます。ピロリ菌の検査は、内視鏡により直接胃の組織を調べる方法以外に、呼気(吐く息)を採ってその中に含まれている二酸化炭素を調べる方法、血液や尿で抗体をみる方法、などがあります。

内視鏡で検査する場合、胃の組織を採取(生検)して、(1)ピロリ菌を培養する培養法、(2)組織標本を染色して顕微鏡でピロリ菌を探す組織鏡検法、(3)ピロリ菌のもつウレアーゼ酵素活性を利用して、発生したアンモニアによる試薬のpH変化で間接的に証明する迅速ウレアーゼ試験、この三つがあります。しかし、できれば、内視鏡を使わない検査方法で検査を行いたい、と思う人が多いでしょう。

呼気による試験方法は、尿素呼気試験法と呼ばれ、診断薬を服用し、服用前後の呼気を集めて診断する方法です。簡単に行える方法で、しかも最も精度の高い診断法とされています。感染診断前と除菌療法後4週以降の除菌判定検査に推奨されています。抗体法は、血液や尿などを用い、その抗体を測定する方法です。人間の体はピロリ菌に感染すると、菌に対する抗体をつくります。そこで、血液中や尿中などに存在する、この抗体の有無を調べるのです。また、糞便中のピロリ菌の抗原の有無を調べる方法もあります。

  

■ 本サイト人気コンテンツ

★ 症状について@
★ 新たな治療として
★ ヨーグルトの選び方・食べ方
★ ピロリ菌と癌
★ 検査について@
★ 除菌方法についてA