■  症状についてA



ピロリ菌に感染すると、必ずし炎症や潰瘍を起こすというわけではなく、発症するのは一部の人です。健康な体だと、胃の粘液のバランスが保たれていますが、ピロリ菌が胃の粘液の分泌を妨げる毒素をだすことで、粘膜表面の保護成分がなくなり、酸で自分の胃を傷つけやすい状態になってしまいます。

さらに、ストレスや喫煙、食生活などの原因が加わることで酸が増えると、炎症や潰瘍につながるとされています。感染していても、症状のでる人とでない人がいるのですが、やはり、感染している人の方が胃潰瘍や炎症になりやすいものです。感染したほとんどの人に胃炎の症状がおこり、これは、ピロリ菌を除去しない限り、慢性的に続き、慢性胃炎となります。

慢性胃炎が続くと、胃の粘膜の機能が低下し、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、委縮性胃炎、胃悪性リンパ腫、胃がんなどをもたらすようになります。最近、消化性潰瘍の多くは、ピロリ菌感染が原因であるといわれ、実際、胃潰瘍患者の7〜8割、十二指腸潰瘍患者では実に9割以上でピロリ菌の感染が見られたという報告もあります。

消化性潰瘍は、胃・十二指腸潰瘍の総称で、食物を消化する胃液により、胃や十二指腸の粘膜が傷つけられて発生します。消化性潰瘍の症状として、みぞおちの痛みがあります。心窩部(しんかぶ=みぞおち)から上腹部(おなかのへそより上の部分)を中心に、重苦しい痛み)や、押さえつけられるような痛みを感じるケースが多いようです。

  

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