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ピロリ菌は、感染した人すべてが病気になるわけではありませんが、慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの症状が起こります。ピロリ菌が、胃の粘膜につくと、ピロリ菌の増殖によって胃炎が起こります。これにより、胃潰瘍や十二指腸潰瘍になるのです。最近、どうも胃の調子が悪く、慢性化していて治らない、という症状を感じるなら、ピロリ菌が原因かもしれません。

これまでに、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、もしくは胃炎と診断されたことがある、という人は、ピロリ菌に感染している疑いがあります。ただ、こうした症状の全てがピロリ菌が原因という訳ではなく、ストレスや食事、水の飲み方や胃酸など様々な原因も関わってきます。ピロリ菌に感染したからといって、必ずしもこうした病気や、最悪、胃がんなどの病気が発病するというわけでもないので、あまり神経質になる必要もありません。

胃・十二指腸潰瘍の症状でよくみられるのは上腹部痛です。胃潰瘍だと、みぞおち(心窩部)に起こることが多く、十二指腸潰瘍だと、みぞおちから右上腹部(右季肋部)に起こることが多いものです。時には背中の痛みを伴うこともあります。胃潰瘍は、急性のものと、慢性のものがあり、慢性のものはピロリ菌の感染が原因となっています。胃潰瘍の約9割を占める慢性胃潰瘍は、症状として、胃や背中などの痛みが慢性的に続きます。特に空腹時に痛むのが特徴です。こうした慢性胃潰瘍は、ピロリ菌の感染が原因によるものです。

胃がんとなると、がん細胞が大きくなるまで長期にわたり症状が出ないことがありますが、上腹部痛、上腹部不快感、腹部膨満感、げっぷ、胸やけ、食欲不振、血液を吐いたり、便に血液が混じったりすることがあります。最近の研究で、ピロリ菌の除菌治療を行うと、胃がんになりにくくなる、という研究結果も出ているようです。

  

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