■  感染するとどうなる?



ピロリ菌に感染した場合、ほとんどの人が慢性胃炎になるという傾向にあります。しかし、慢性胃炎の状態にも、格差があります。自覚症状がまったくない人もいれば、軽い胃の痛みや胃のもたれ、不快感などの症状があらわれる人もいます。

自覚症状がまったくないということは、一見いいことのように見えますが、病気を発症しても自覚症状がなにもなければ、なにも気づかないまま、病気が進行して、自覚症状が出た頃には、症状がかなりひどくなっている状態ということもあります。自覚症状が出ていても、病状そのものは、それほどたいしたことがないという場合もあります。早期発見・早期治療が重要です。

ごく一部の人は、感染と同時に急性胃粘膜病変(AGML)という急性胃炎を発症して、胃に激しい痛みをともなうことがあります。また、ピロリ菌に感染した人のうちで、2〜3%の割合で、胃潰瘍や十二指腸潰瘍になります。

しかし、潰瘍の本来の原因は、ピロリ菌だけでなく、精神的なストレスや体質などの要因が重なり合って発症すると考えられます。一度、胃潰瘍を発症すると、頻繁に症状を繰り返すケースが多いようです。このような場合は、除菌療法が適用されることになります。

慢性胃炎で自覚症状がとくにない場合は、しばらく様子をみたほうが良いでしょう。普段の生活では、激しい運動を控えたり、規則正しい食生活を心がけて、栄養バランスを考えた食事をするように注意します。また、胃ガン検診を定期的に受けるように心がけたほうがいいでしょう。

  

■ 本サイト人気コンテンツ

★ 症状について@
★ 新たな治療として
★ ヨーグルトの選び方・食べ方
★ ピロリ菌と癌
★ 検査について@
★ 除菌方法についてA