■  新たな治療として



除菌治療として、最近特に新たな研究がおこなわれています。除菌治療の期間を延長して、投与する薬を交換する、交替療法などは除菌率が10%もアップしたのは驚くべきことです。新たな治療法の模索が行われています。通常、病気には予防が一番大事です。ピロリ菌を予防するワクチンもまだ研究中ですが、もしもワクチンの効果が出るとしたら、ありがたいですね。

さらに、最近気を付けているのは、除菌がスムーズに行われた場合の、その後の処置です。除菌が成功すれば、胃酸の分泌が一時的に回復しますが、それでも、胃十二指腸びらん、逆流性食道炎、胃食道逆流症などはまだ10%程度は発生してしまいます。また、肥満や高脂血症などの生活習慣病も起きやすいので、生活指導が欠かせません。ただし、ピロリ菌への再感染率は年1,2%ですので、その心配は少ないです。

また、健康食品として、ヨーグルト、ハチミツ、ココアの脂肪成分、梅肉エキス、ライスパワー101、ブロッコリーの新芽、わさびの葉、シナモン、海藻類、クランベリーなどが挙げられます、これらの食材はピロリ菌を抑制する作用があり、いくつかのものは商品化されています。健康食品として、除菌効果が高いとの報告がありますが、まだ、はっきりした科学的根拠うがないのが残念です。

もちろん感染予防のための注意点は認識しておくべきです。子供の時の経口感染が始まりの場合がほとんどですので、口移しはやめ、清潔な環境を整えましょう。ゴキブリはできるだけ駆除してください。まさか、ゴキブリがピロリ菌を運んでいるとは、最近までわからなかったのですよね。また、海外への渡航の際には、生水はやめましょう、ただし、ゴキブリは熱に弱いので、熱を通してあれば、安心です。

  

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