■ 検査方法は?
ピロリ菌に感染しているかどうかの検査は、内視鏡(胃カメラ)
を使用する方法と使用しない方法があります。
保険適用となったので、検査は簡単にできるようになりました。
それらの方法を調べてみましょう。
@内視鏡を用いる検査
1)鏡検法とは、組織を採取して、中にいる菌を特殊な色素で
染めて見る方法です。医者の経験は必要ですが、比較的簡単な
方法と言えるでしょう。
2)培養法
採取した組織の中にいる菌を育てて、確実に診断する方法で、
唯一の直接的証明法と言えます。たまたま休日と重なって、
5日間培養をしたおかげで、この菌が見つかったそうですが、
判定までに時間がかかる方です。
3)ピロリ菌がウレアーゼを多量に持っていることを利用して、
菌そのものではなくウレアーゼが見つかれば、ピロリ菌の存在を
認識する方法です。費用が最も安く、数分で結果が判明するので、
便利ですが、最近ではほとんど使われていません。
4)迅速ウレアーゼ試験
これもウレアーゼを利用した方法です。生検で採取した組織の
中のウレアーゼを特殊な試薬で証明しますが、簡単で1回あたり
1000円以下で、時間も十数分で結果がわかります。手技や判定が
容易であり、結果の判定もわかりやすいので、有用な検査方法です。
5)遺伝子診断法
ピロリ菌のDNAを増幅させて菌を直接証明します。
メリットは、少量の菌でも診断が可能なことですが、まだ一般的
ではないので、今後の研究がさらに必要です。
A内視鏡を用いない検査
これは、血中抗体価測定と言って、血中の抗体を測定したり、尿素
呼気試験、あるいは、尿中抗体価測定、血清ペプシノーゲンT/U比など、
血液などを用いた検査です。将来的には、人間ドックの中でも採用される
かもしれません。唾液検査などもありますが、まだ精度が低いとのこと、
手軽に、ピロリ菌の検査が望まれますね。
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